ハワイ諸島の沿岸3マイル以内で、スピナードルフィンと泳ぐことは。。。
岸からスイムアウト、カヌーだろうが、サップだろうがNGになるかもしれないという話。
この9月からと予定、予測がありましたが、どうやらずれこむ様相、、。
海でイルカが寄ってきたら、
速やかに上がりなさい
ということのようです。
実際ハワイ島サウスコナにはいくつかに一般のビーチのその沖合に
イルカがやってくることがあります。
一般のビーチなので、だれでも訪れることができ、自由に泳げるはずで
そこでは、今までもイルカがやってきたら
人々が、シュノーケリングをして泳ぎ出て、ドルフィンと泳ぐことは、多分ここ20年以上の日常的な光景となっていました。
ハワイ島のそのエリアに暮らす人たち、(また世界各地から訪れる人たちも)にとって海でイルカと泳げることはとてもスペシャルなことであり、旅する価値のあるものでした。
住んでいる人にとっては住人ならではの特権のようなものでしょう。
そのようなローカルの人たちは、リタイアした人、自営業の人、ファーマーなどいろいろですが
みなさん海で泳げるだけに、健康意識も高く、心身も健康です。
そのような人たちは、心にゆとりがあり、無茶な動物迫害もしませんし、逆に環境や、動物や人間以外の生き物に対してとてもセンシティブな感性をもっていると言えます。
私が見てきた範囲で、人がイルカと泳いで、イルカに危害を与えているというより、逆に楽しみを与えてい流と感じます。
葉っぱをもって海に入る人もいて、だんだんに
信頼関係を築き、イルカも人と葉っぱのキャッチゲームをするようになったりしています。
人と交流するなんてイルカにとっても新鮮な、スペシャルなことではないでしょうか。
先日、日本からのゲストに、美しい海をたのしんでもらいたいので、シュノーケリングのレッスンをしようと訪れました。
翌日にはボートでのドルフィンスイムを予定していたのでその練習も兼ねて、、です。
ところがバンを降りると、ローカルのいかついハワイアンがやってきて、何しに来たんだ、イルカとおよぎに来たんだろう、お前たちのやろうとしていることはわかってる。証拠写真をとってやる、というようなことを仁王立ちで言われ、実際私たちの仲間の白人男性に向かって、喧嘩腰で、執拗に写真で顔を撮影しました。
海にはイルカもいないのにです。
しかも私たちはまだ海にも入っていないし
しかも私の連れてきた日本人のゲストたちは、ほとんどが泳げない人たちです。
一緒にいた白人男性はドルフィンコミュニティの長年海やイルカと交流してきた大人の方々で、節度ある態度で対応しましたが、一方的な言いがかりに返す言葉がありませんでした。みんなが頭ごなしにいきなりいろいろ言われて、かなり怖い思いをしました。
どんな理由があったとしても、このような初対面の人への話し方はないと思います。
人が人をハラスメントしている、バイオレントなコミュニケーションを体験しました。
ハワイアンの方でしたが、彼はアロハではなく、angerでした。
今後そのビーチに行くことは、
イルカと泳ぎたい、という人たちは皆、悪者扱い、または無知な人扱いで、このような対応をされるのでしょうか。
今後そのビーチには、イルカは保護するべき動物だから泳ぐことは控えなさい、というような看板を用意するとのことです。
誰もがイルカを大切におもっているのであれば、自分の正しさを振りかざすのではなく、
人のことも大切に扱えるといいですね。
それぞれの思いや考え方、立場、経験があります。
まずは、非暴力的なコミュニケーションを学ぶのが、第一かな。
それにしても難しい問題です。
長くなりましたので今日はこの辺で。
続く〜
Yurika Nozaki